「ＲＩＺＩＮ．４８」（２９日、さいたまスーパーアリーナ）

　まだ１８歳の超新星・秋元強真（１８）＝ジャパントップチーム＝が、ベテランの金太郎（３１）＝アメリカントップチーム＝に１回３分１６秒、ＴＫＯ勝ちし、ＲＩＺＩＮデビューを飾った。

　秋元は序盤に左ストレートを放った際にバックに回られたが「ストレートを打ったと同時に入られたけど、当たるタイミングだったので、これで終わらせてやろうと思い切り打った。寝てからの練習もすごいやってるので落ち着いて、大きい攻撃はもらわないように逃げようかなという感じでした。バックからの逃げはホント自信あるので、あえてハーフバックにもっていって、安全に向き直ろうって思っていました」と立て直しに成功。左ストレートをたたき込み、グラウンドの膝蹴りでレフェリーストップを呼び込んだ。

　秋元は「めちゃめちゃ安心しました。めちゃめちゃ気持ちよかった」と笑顔。「けっこう大口たたいてたんで、ファンからは負けたら終わりだろうと言われていたんで、プレッシャーは多少感じてました。ずっと目標にしてた舞台なんで、あの舞台でできて、ホントすごい気持ち良かった」と大舞台デビューを振り返った。

　ゴールドとシルバーのハーフのコスチュームは、先輩の朝倉兄弟の「海さんの大みそか（のゴールド）と、未来さんのいつものシルバーを合わせて」みたものだという。

　今後については「バンタム級のベルトを年末にでも、みんなが認めてくれるぐらいならやりたいぐらい。大みそか出たいですね」と、大みそか決戦への出場を熱望。「年齢も年齢なので、体がデカくなってきているので、フェザーにも上げたい。今のＲＩＺＩＮで２階級制覇した人いないと思うんで、バンタム取ってフェザーも取って、コイツには誰も勝てないだろうぐらいに行きたいですね」と、２階級制覇の野望をブチ上げていた。

　本大会はＡＢＥＭＡ　ＰＰＶにて視聴できる。