ONE三浦彩佳 アトム級2戦目に「当たり前のようにアトムでのオファーが…私はストローと言いたい(笑)」
「格闘技・ONE FIGHT NIGHT 25」(5日、バンコク)
女子アトム級ワンマッチでジヒン・ラズワン(マレーシア)と対戦する三浦彩佳(TRIBE TOKYO M.M.A)が、このほど、試合前の心境を語った。
ONEでの三浦は王者ション・ジンナンにタイトル挑戦するなどストロー級で活躍する一方、1月の日本大会ではアトム級で平田樹に判定勝ち。今回はアトム級2連戦となる。ラズワンは山口芽生(V.V Mei)や平田を破っており、3月には澤田千優に判定負けも、初回には一本寸前まで追い込んだ実力者。三浦とは4月に対戦予定だったが、ラズワンの負傷欠場で延期されていた。
9月17日で34歳になり、今回がプロ20戦目の三浦は「気づいたら34歳になっていたので(ここまでのキャリアは)あんまり想像してなかった。気づいたら20戦目になっていて。ベテランとしてどっしり構えるようなタイプじゃなくていろいろやっていくタイプなんで、そんなに意識はしてない」と語った。
最近の練習環境については、TRIBE TOKYO M.M.A、Fighter’s Flowの他に「週1で佐藤将光さんのFightBase都立大、週2くらいでKrazy Beeで練習しています。いろいろな人たちと組んでやっています」といい、「全部のポジションで動けるようにはなってきています。どのポジションに行っても極められるし、仕留めるような練習をしてます」と説明した。
ラズワンについては「全部がうまい選手、すごい器用で素晴らしい選手だなと思いますが、前回はすごいコンディション悪そうだとは思っていました」と印象を述べ、試合について「どんな風になっても大丈夫なように、相手をナメずに練習をしています。相手をあまり見過ぎて自分が萎縮するのを避けたい。極めが強い選手なので、そこは気をつけようと思っています」と語った。
2戦連続となるアトム級については「当たり前の様にアトムでのオファーが来ているんですよね…私はストローの選手ですよと言いたい(笑)でもオファーをもらえる幅が広がったのはすごくありがたい」とひとまず歓迎しつつ、「これで固定というより需要のある無しが大きいと思いますが、ストローでオファーが来てもすぐに試合ができる心構えはしています」と補足。「やっぱり形が欲しいと言うか、一番になりたい気持ちがあるので、意識はしています」と、アトム級王座にも意欲を見せていた。