YA-MAN「損失でいったら億単位」木村ミノル逮捕で試合中止に嘆き「もう笑うしかないよね。なにやってんだよ」 PPV配信も中止に

 格闘技イベント「FIGHT CLUB」の実行委員会は3日、5日に開催の第2回大会でYA-MANと対戦予定だった格闘家の木村“フィリップ”ミノル容疑者(31)が大麻取締法違反容疑で警視庁に逮捕されたことを受けて、同試合の中止を発表した。大会自体は開催の方向で調整しており、YA-MANの試合については実施可否を協議している。

 YA-MANは同日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「もう笑うしかないよね。なにやってんだよ」と呆れ、「対戦相手の木村ミノルが大麻所持で逮捕されたって連絡があって。前代未聞だよね。犯罪だからな。逮捕されてるから20日間ぐらいは出てこれないだろうから、まあ無理だよね」と語った。「メーンがなくなったから興行潰すのは他の選手の仕事をなくすこと。なんとしても避けないと。PPVは俺と木村ミノルの試合をメーンにおいてたからそこでやるのは違うなと思って、無料放送でやっていこうという方向でABEMAとは話してます」と、PPV中止、返金の方針を明かした。「損失でいったら億単位。やってらんないよね。ファイトマネーだけじゃないし、色々動かしてだから。そういうところも話していかないと」と、肩を落とした。

 これに先立ち実行委は「本件に関し、関係各所並びにファンの皆さまへご迷惑とご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で「FIGHT CLUB実行委員会としましても、木村選手の逮捕を報道で初めて知り、報道以上の情報を把握しておりません」と説明した。「ABEMA PPV ONLINE LIVE」によるPPV配信は中止とし、払い戻し対応および大会配信については決定次第公式SNSで案内するとしている。

 木村はブラジル出身のキックボクサーで20年にはK-1 WORLD GPで第3代王座に就いた。その後、K-1を離脱し、RIZINなど様々な団体に出場。23年にRIZINに出場した際にドーピング検査で陽性となり、失格、半年間の出場停止処分を受けた。その後、年末の再検査も陽性だった。今年に入り、試合に復帰していた。

 木村容疑者は3日、駅で大麻を所持したとして大麻取締法違反容疑で警視庁に逮捕された。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス