「眼窩底の疑いがあるって」BD戦慄の素手MMA戦で衝撃敗北の元アウトサイダー 拳被弾の腫れた左目で落胆「おそらくまた手術」「ひな壇もう座れない」

 左目を押さえてケージを後にする樋口武大=10月5日
 試合後、左目が大きく腫れる樋口武大=10月5日
 足ポキニキ(左)の足を狙う樋口武大=10月5日
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 1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown13・5」のベアナックルMMAルールで敗れた元アウトサイダーの樋口武大が5日、大会公式YouTubeチャンネルで試合を振り返った。

 BD11のオーディションから因縁のある足ポキニキを相手に、序盤から足関節を狙ったが、上から右拳を振り下ろされて顔面に被弾。この一撃で左目が一瞬で腫れ上がった。最初の1分間の判定ではドローだったが、ドクターストップとなり終戦。左目がほぼ開かない状況で「悔しいですね。準備してきて負けて、本当に格闘技は残酷」と振り返り「(医師からは)眼窩底の疑いがあるっていうことで、これ以上できないと」と明かした。自身のYouTubeチャンネルでは「おそらくまた手術とか…。肩がよくなってきたタイミングでまたこれだから」と肩を落とし、「たぶん次はひな壇ももう座れないだろうし、オーディションからやらないと。しんどいですけど、頑張ります」と、語った。

 前代未聞の壮絶なルールでの戦いに、SNSでは「ベアナックルMMA怖すぎる」、「恐ろしすぎだろ。シートベルトなしで車飛ばすようなもの」と、戦慄が走っていた。

 BD11のオーディションで、足ポキニキが樋口に喧嘩をふっかけたが、“不屈のグラップラー”の異名を持つ樋口が組み伏して圧倒。その際に足が折れてしまい、“足ポキニキ”の異名がついた。

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