大仁田厚、がん闘病中の西村修に公開参戦オファー「12月8日、空けておいてください」西村も快諾

 映画「いかレスラー」のイベントに登壇した(左から)大仁田厚、西村修親子、せんだ雄太、河崎実監督
 映画「いかレスラー」のイベントに登壇した(左から)大仁田厚、西村修
 映画「いかレスラー」のイベントに登壇した(左から)大仁田厚、西村修親子
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 邪道・大仁田厚が6日、東京・池袋HUMAXシネマズで開催された映画「いかレスラー」の上映イベントに登場し、がん闘病中の西村修にFMWEの12・8爆破アリーナ大会への参戦を要求した。

 このイベントは「いかレスラー」の公開20周年を記念して、主演で現在はがんと闘病している西村を激励するため、河崎実監督が企画したもの。大仁田と西村はザ・ファンクスと縁が深いという共通点があり、8月24日に川崎で開催された「テリー・ファンク一周忌追悼・大仁田厚デビュー50周年記念大会・川崎伝説2024」のメインイベントでは電流爆破マッチで対戦している。

 この日は河崎監督、西村、大仁田、西村応援団でタレント・せんだみつおの長男のせんだ雄太が舞台でトーク。西村は「20年、あっという間でしたね。うちの息子も見ていますけど。あ、この時に作った子じゃないですよ」と映画の内容に掛けたジョークをかまし、改めて映画を見て「感無量というか、ひと言で言い表せないですね」と感動した面持ちで話して拍手を浴びた。

 大仁田が河崎監督に「監督、劇中に(アントニオ)猪木さんとタイガー・ジェット・シンの新宿襲撃のモチーフが出てきたり、プロレス好きでしょ?」と問いかけると、河崎監督は「大仁田さんがプロレスに入ったきっかけって、ゼットンでしょ?褒め言葉ですけどバカでしょ?僕もプロレスとウルトラマンが大好きなんですよ」と答え、会場の笑いを誘った。

 河崎監督が「続編を企画したいんだけど、いかがでしょう?」と河崎が問いかけると、西村の息子(5)が登壇。河崎監督からの「映画出てくれるかな?」という問いに「いいよ」と答えるほほ笑ましい一幕もあった。

 大仁田はイベント終盤、「12月8日、爆破アリーナでFMWEをやります」と年内最終戦の開催を明かし、西村に「この間、川崎で負けているので再戦をお願いしたい。12月8日、空けておいてください」と公開オファー。西村も「ぜひよろしくお願いします」と即答した。

 また、河崎監督は大仁田に「次の映画のオファー、お願いしますね」と、こちらも公開出演オファー。大仁田は「本当かよ」と笑顔で返した。「いかレスラー」にはイカ、タコ、シャコにふんしたレスラーが出演したが、大仁田が演じる魚介類は果たして何になるのだろうか…。

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