矢吹、48・7キロで計量パス ボクシング世界戦、同級王者も
国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級タイトルマッチ(12日・愛知県国際展示場)の前日計量が11日、名古屋市内で行われ、挑戦者で2位の矢吹正道はリミットより270グラム軽い48・7キロ、同級王者シベナティ・ノンシンガ(南アフリカ)も48・7キロでともに1回でクリアした。
世界王者返り咲きを狙う32歳の矢吹は記者会見で相手の印象を「想定した通りのいい選手」と落ち着いた口調で語った。「勝つことだけを考えている。お互いが似たようなタイプで、必然的にKOになると思っている」と意気込んだ。
ノンシンガは「いままでやってきたことを出すだけ。勝ちに徹する」と静かに闘志を燃やした。