矢吹正道が新王者、9回TKO IBFライトフライ級

 国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級タイトルマッチ12回戦が12日、愛知県国際展示場で行われ、挑戦者で同級2位の矢吹正道(LUSH緑)が王者シベナティ・ノンシンガ(南アフリカ)に9回1分50秒でTKO勝ちし、新王者となった。32歳の矢吹の世界王座獲得は世界ボクシング評議会(WBC)同級に続き2度目。

 矢吹は左ジャブを効果的に当てて主導権を握った。8回に最初にダウンを奪い、9回は連打で2度ダウンさせて勝負を決めた。ノンシンガは初防衛に失敗。

 戦績は矢吹が17勝(16KO)4敗、ノンシンガが13勝(10KO)2敗。

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