バンタム級4団体王者に日本人君臨 どうなる統一戦 衝撃強さのWBC王者・中谷は「フーズネクストって感じです」

 6回、ペッチ・ソー・チットパッタナ(手前)からダウンを奪う中谷潤人
 6回、ペッチ・ソー・チットパッタナ(手前)から2度目のダウンを奪う中谷潤人
 6回、ペッチ(右)の頭に右のパンチをたたき込む中谷潤人(撮影・園田高夫)
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 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(14日、有明アリーナ)

 王者中谷潤人(26)=M・T=が同級1位のペッチ・ソー・チットパッタナ(30)=タイ=を6回2分59秒TKO勝ちで下し、2度目の防衛に成功した。

 序盤から小気味よく左を繰り出していくと、徐々にプレッシャーを強め、中盤は激しい接近戦から6回強烈な左を浴びせて、そのままラッシュでペットからキャリア初のダウンを奪った。しかし、その後も圧倒し、終了間際に再び強烈な左を浴びせてリングに沈めた。キャリア78戦目のタフな30歳を仕留めた。

 日本人王者4人が君臨するバンタム級。中でも最強の呼び声高い26歳は「まあチャンピオン誰でもフーズネクストって感じです」と語り、「僕の大きな目標としてパウンド・フォー・パウンド1位というのを掲げているので、今日みたいなKOをたくさんお見せしたいなと思います」と、うなずいた。

 ◇世界バンタム級4団体の日本人王者

 WBA 堤聖也

 WBC 中谷潤人

 WBO 武居由樹

 IBF 西田凌佑

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