ボジラが調印式でSareeeを急襲 ボジラ「おまえの時代は終わりだ!新しい血が必要なんだよ!」

 「プロレス・マリーゴールド」(24日、後楽園ホール)

 四大タイトルマッチの調印式が15日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーで行われた。

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 ワールド選手権試合の調印式には王者・Sareeeと挑戦者のボジラが出席した。

 Sareeeは「必ず勝ってSareeeのプロレス道に新たな扉を開く日にしたい。このベルトはまだまだ誰にも渡せませんよ」と防衛を誓ったが、ボジラはテーブルの前に出て「私は今まで日本に来た最大、最強、最悪、そして最も頭の切れるモンスターだ。友達をつくりに日本に来たわけではなく、マリーゴールドを支配するために来た。10月24日の後楽園ホールは悲惨なことになる。Sareee、おまえの時代は終わりだ!新しい血が必要なんだよ!」などと長広舌を振るうと、巨体を踊らせてテーブルを飛び越え、Sareeeに襲いかかった。

 ほえながらSareeeを暴行するボジラを選手たちが総出でなんとか引きはがしたが、ボジラはそのままトンズラ。Sareeeも憤然とした表情で退場した。

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 ユナイテッドナショナル選手権試合の調印式は王者・青野未来と挑戦者・野崎渚が出席した。

 青野は写真撮影を前に白いワンピースを持ち出して、野崎に「野崎渚に(ベルトの色である)純白は絶対に似合わない。この純白のワンピースを着て撮影して、それを証明できたらなと思います」と突きつける。

 野崎はワンピースを踏みにじると、膝蹴りを青野の土手っ腹にブチ込んでへたり込ませ、ワンピースに赤い字で「LOSER」と書き込んで「おまえはこの言葉どおりLOSER(負け犬)だ!」と通達した。

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 ツインスター選手権試合の調印式には王者のMIRAI、桜井麻衣組(ミライサク)と挑戦者のビクトリア弓月、田中きずな組が出席した。

 弓月は「私たち、ついにタッグ名、決まりました。セレーネ・フローラです」と発表し、「ミライサクからベルトを取るのはセレーネ・フローラです」ときっぱり。田中も「弓月となら、かなわない夢はないと本気で思っています。ミライサク、負ける気がしていません。必ず勝ちます」と宣言した。

 王者組は、MIRAIが田中に「弓月任せすぎるんじゃないかな。素晴らしいパパママ(田中稔と府川唯未)を持ってるけど、そこに甘えすぎてるんじゃない?ヌクヌクと弓月の隣でいきすぎなんじゃないかな。きずなはもっと主張ないの?」と痛烈に指摘。

 田中は「私は弓月の隣ならなんでもできるって言ってるだけです。パパママがすごいとか、デビューする前からたくさん言われてきましたけど、私はそんなのに負けないし」と涙声になったが、「必ず勝って私たちがマリーゴールドの新しい風景を作ります。ミライサクの時代はもう終わりです」と言い切るとイスを蹴飛ばし、弓月の手を引いて退場。写真撮影タイムになると、弓月が田中の手を引っ張って連れ戻していた。

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 スーパーフライ級選手権試合の調印式には、王者の翔月なつみと7日の後楽園ホール大会に出現したナゾのマスクウーマン、ハミングバードが出席した。

 翔月は「新しい鳥を踏み台にさせていただく」と豪語し、ハミングバードに「55キロ以下ですか?」と質問。ハミングバードは「もちろん大丈夫だよ!今(計量を)やる?」と請け負った。

 さらに、翔月が来年1・3大田区総合体育館大会のポスターの扱いが「すごいちっちゃかった」とロッシー小川氏にクレームを入れると、ハミングバードは小川氏に「マリーゴールドのジャージが欲しい」とおねだり。

 翔月は翔月で、小川氏のXのアイコンが青野未来とのツーショットであることに対し、「自分とのツーショットでいいと思う」と小川氏に詰め寄ったが、小川氏は「新しい方に目が行ったというか…」とぶっちゃけるなど、調印式は果てしなく脱線していった。

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 調印式の他、アンダーカードの記者会見も行われた。

 高橋奈七永と石川奈青のパッション注入マッチでは、高橋が石川を「伝わってこないんだよ、おまえのパッションが。本当のおまえの心の中、もっと見せてみろよ!私の人生の時間を無駄にしないでくれ」と一喝。石川は「私には私のパッションはあんだよ!」と激高し、「あるんだよパッションが!来てみろよ!」とフラッグを使って闘牛のように高橋をあしらったが、高橋は張り手をかますと、フラッグで石川の首を絞め上げて「こうやってパッションに包まれてるうちが花だよ!もう口だけにすんじゃねえぞ」と説教した。

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 松井珠紗を相手にデビューすることが決定した山田奈保は「私はめっちゃくちゃ松井珠紗さんが大好きで大好きで大好きなんです。大好きだからこそ、松井珠紗さんに勝ちます、松井珠紗さんを超えます」と宣言。松井は「デビュー戦の最高の思い出を、ボコボコにされたという形で刻ませたい」と応じた。

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