皇治、葉巻くゆらせ「蹴りのないブアカーオはただの芋けんぴみたいなもん」ブアカーオ「ブッ殺す」
「格闘技・JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(19日、横浜BUNTAI)
MMAのRIZIN、異種格闘技の巌流島、グラップリングのQUINTET、立ち技のK-1が賛同して立ち上げられた“日本格闘技の総合博覧会”イベント第1弾の前日記者会見が18日、横浜・関内で行われ、出場全選手が出席した。
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メインの皇治とブアカーオ・バンチャメークはボクシングに準じたルールの70・0キロ契約3回戦で対戦。サングラス姿で葉巻をくゆらせて登場した皇治は「ささっと戦ってささっと稼いで能登半島にチャリティーして豪快に遊びに行こうと思っています」と、らしく意気込みを述べた。
K-1レジェンドのブアカーオが「ボクシングの公式の試合はやったことがないので、とってもすごいと思う」と話すと、皇治は「蹴りのないブアカーオはただの芋けんぴみたいなもん」と酷評。これを聞いたブアカーオが「蹴りがなくてもブッ殺す」と通告すると、皇治は「蹴りがなくてもむちゃくちゃ悪いやん、コイツ」とツッコんでいた。
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セミのISKAインターコンチネンタルスーパーフェザー級王座決定戦59・0キロ契約3分5回戦の調印式が行われ、軍司泰斗とクリスチャン・ボグダンが出席した。
軍司は「明日は初めての他団体、初めてのルール、初めてのケージ、初めてのラウンド数と初めてだらけだけど、そこも楽しんで、一番盛り上げようと思います」と意気込みを述べた。
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17歳で今回がデビュー戦となる杉村昂汰は、キックボクシングルール70・0キロ契約3回戦でベテランの町田光と対戦。「すごい経歴のある相手とやらせてもらえるのはめちゃくちゃうれしい。若いので明日は一番盛り上げないとダメだと思ってる」と気合を入れた。
迎え撃つ町田は「相手はデビュー戦ですが、既に完成されたテクニックとスピードとパワーを持っていると思っています。俺が勝っている点は、必殺技の居合パンチだけです」と、伝家の宝刀を抜く構えだった。