井上尚弥 12・24グッドマン戦決定「今回はパワーではなくスピードで」「インパクトのある試合を」【一問一答】

 「ボクシング・ダブル世界タイトルマッチ」(12月24日、有明アリーナ)

 ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者、井上尚弥(31)=大橋=が12月24日に東京・有明アリーナで、IBF、WBO同級1位のサム・グッドマン(26)=オーストラリア=を相手に、防衛戦に臨むことが24日、都内で発表された。記者会見では、リモート参加した挑戦者の辛辣(しんらつ)な発言に対して、尚弥自ら発言を求めて猛反論する一幕もあり、早くも両雄は臨戦態勢。以下、一問一答。

  ◇  ◇

 (記者会見で)

 -グッドマンの印象、警戒している点は。

 「非常にまとまった選手で、無敗ということは必ず何かしらの強さを持っているということなので、その点に気をつけながら戦いたい」

 -クリスマスイブにどんな試合を見せるか。

 「クリスマスイブにやるということに関しては特段思いはないけど、今年を締めくくるという意味で、インパクトのある試合をしていきたい」

 -前回は当日の体重を増やした。今回はスピードに焦点を当てるのか。

 「一つキーポイントを挙げるとしたらスピード。そこを意識しているので、前回ほど体重を戻すことはなく、スピードを意識したボクシングをやりたい」

 (囲み取材で)

 -スピードが鍵と。

 「グッドマンのスタイルも考慮した上で、今回はパワーではなくスピードで戦おうかなと。その選択肢が一番適していると思う。当日の戻しも6キロぐらいに抑える。前回(当日は)7・4キロ増えたので、そこから1・4キロ低ければ相当なスピードが出ると思う」

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