藤田晃生が初栄冠 ジュニアタッグリーグVもモロニー&コナーズ乱入に怒り「これはないだろう」

 「プロレス・新日本」(4日、エディオンアリーナ大阪)

 スーパージュニアタッグリーグ2024の優勝決定戦が行われ、Aブロック1位でTMDKのロビー・イーグルス、藤田晃生組がBブロック1位でユナイテッド・エンパイアのTJP、フランシスコ・アキラ組を破って初優勝を飾った。

 終盤はめまぐるしく攻守が入れ替わったが、15分20秒、ロビーがTJPをエビ固めで丸め込んで3カウントを奪取。2021年デビューで22歳の藤田にとっては初タイトルとなった。

 藤田は「100パーセントじゃねえかもしれねえけど、これでTMDKの時代が来たって証明できたんじゃねえか」とアピールし、「俺のパートナーがロビー・イーグルスだったから優勝することができた。ありがとう、ロビー」と感謝。IWGPジュニアタッグ王者のKUSHIDA、ケビン・ナイト組を呼び込み、1・4東京ドーム大会での挑戦が決定的になったかと思われた。

 そこに前王者のクラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー組が乱入し、イスで優勝チームと王者組をメッタ打ち。ドームでのタイトル戦は、3WAY戦で行われることが決定的になった。

 ロビーはバックステージでイスやビールが乗ったテーブルを倒して大荒れ。藤田も「チャンピオンが言うんだったら3WAYやってやる」と受け入れつつも、「今日は俺たちが優勝したんだ。これはないだろう」と晴れ舞台をぶち壊しにされて怒り心頭で、次の対戦では「殺しに行ってやる」と物騒な予告を放っていた。

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