天龍源一郎氏が「日テレプロレス超名画座」に登場「どこに行っても全日本プロレス出身の天龍源一郎として行動していた」

 日本テレビ秘蔵のプロレス映像上映&トークイベント「日テレプロレス超名画座3」が10日、東京・有楽町で行われ、元プロレスラーの天龍源一郎氏(74)と川田利明氏(60)、元日本テレビの若林健治アナウンサー(66)が出演した。ホスト役は元プロレスラーの小橋建太氏(57)と元日本テレビの福沢朗アナウンサー(61)が務めた。

 天龍氏と同席して明らかに緊張気味の小橋氏は、福沢アナに緊張しているとツッコまれると「緊張してないけど、言葉が頭に浮かんでこなかった」と照れ笑い。川田氏も「そりゃ緊張しますよ」と師弟関係の強固さをうかがわせたが、天龍氏から「(川田氏は)まな弟子じゃない、(ともにジャイアント馬場さんに師事した)兄弟弟子ですよ」と言われると「(今は)優しいお兄さんです」と笑顔を見せた。

 イベントでは天龍氏の代表的な名勝負やデビュー前後の秘蔵映像などを上映しながら、5氏が当時の思い出話や秘話、裏話などをトーク。配信も放送もなしとあって際どい話も飛び出し、試合映像では観客席から、福沢氏の名造語「重低音ストンピング攻撃」や大きな拍手も沸き起こった。

 イベントを終えた天龍氏は「自分の成長というか、上手になっていくのが見られてうれしかった。こんな時間を持てるとは夢にも思わなかった。語り継がれていくのはうれしい限り」と喜び、「天龍源一郎はどこに行っても全日本プロレス出身の天龍源一郎として行動していたつもり」と、全日本育ちの誇りをにじませた。

 また、若林アナ、福沢アナにも「うまく選手の行動を盛り上げてくれて、重ねてお礼を言います」と、かつての名実況に感謝していた。

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