YA-MAN 試合中止で「金銭的ダメージはデカい。金欠なんで電車に乗るように」 大みそかはKOボーナス狙い
「RIZIN DECADE」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)
カード発表記者会見が20日、都内で行われ、YA-MAN(28)=TARGET SHIBUYA=はカルシャガ・ダウトベック(30)=カザフスタン=とフェザー級3回戦で対戦することが決まった。
YA-MANは自分が「格ヲタから下に見られている。エンタメ枠だみたいに言われる」と訴え、「今回で払拭したい。ここを勝って、YA-MANという存在はエンタメ枠じゃねえぞというのを、俺はガチだというのを認めさせたい」と意気込みを述べた。
ボクシング出身のダウトベックは今年に入って日本人相手に3連続KO勝ちと、高い殺傷力を見せつけているが、YA-MANは「ストライキングは俺の方が全部上だと思ってる。(ダウトベックは)自分ほど打撃がうまくないと思う。ストライキングが強い選手とやっていないので、余計強く見える。ボクシングは警戒すると思うけど、ボクシングじゃないんで、蹴りもあるし、自分の方が打撃という部分では上回っていると思う」と自信満々。「必ずどっちかが倒れる、失神するような試合になると思う」と、KO決着を予告した。
自身がプロデュースした10月の格闘技興行「FIGHT CLUB 2」では木村“フィリップ”ミノルと対戦予定だったが、木村が試合2日前に大麻取締法違反容疑で逮捕されて試合が消滅。PPVも中止された。
YA-MANは「試合の2日前に逮捕されたんで、ニュースで知って、その時から切り替えましたね、年末のRIZINに向けて。その日の夜から柔術の練習していた」と、切り替えの早さをアピール。もっとも「メンタル的なダメージはないけど、金銭的なダメージはけっこうデカい」といい、「いま金欠なんで。最近タクシーから電車に乗るようにしてる」と窮乏を訴えた。
「いつも以上にKOボーナス狙ってますよ」というYA-MAN、窮状を打破するためにも、ダウトベックの猛威を止めてみせる。