安保瑠輝也とライアン・ガルシアがRIZIN大みそかに2分8回戦 榊原CEO「正式決定である」
「RIZIN DECADE」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)
カード発表記者会見が20日、都内で行われ、榊原信行CEOが、ボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(26)=米国=と元K-1ワールドGPスーパーライト級王者の安保瑠輝也(29)=MFL team CLUB es=が対戦することを明らかにした。榊原氏は「正式決定であることはご案内したい」と明言した。
ガルシアは19日、Xに「12月に日本で、老いたマニー・パックと戦い、ノックアウトしようとした男と対戦する」と投稿。FANMIOが「スペシャル・エキシビション」としてガルシア対安保をPPV放送することを発表している。また、ESPNは153ポンド(約69・4キロ)契約2分8回戦のボクシング・エキシビションと報じている。
榊原は「今週末に僕と安保でアメリカに飛んで、アメリカで詳細を週明けに発表したい」としたが、「アナウンスされてることは基本正しい情報です」と、ガルシアやFANMIO、ESPNが正しいことを認めたており、これまでフロイド・メイウェザー・ジュニアが那須川天心、朝倉未来と、マニー・パッキャオが安保と行った、ボクシングに準じたRIZINスタンディングバウト特別ルールの153ポンド契約2分8回戦で行われることになる。
榊原氏は「RIZINとして本格的に、本当に世界に向けて、このカードが世界の市場に、われわれのこの10年間やって来たものとここにいる選手たちの試合を届けるフックになりますから」と、この試合の意義を強調。ボクシング界きっての問題児ながら人気は抜群のガルシアだけに、安保戦は世界的な話題を呼びそうだ。