平成のテロリスト・村上が会見を当日ドタキャン 挑戦者スーパー・タイガー激怒「殺し合いだ!命かけて来いよ!」

 「プロレス・ストロングスタイル」(12月5日、後楽園ホール)

 第18代王者・村上和成にスーパー・タイガーが挑戦するレジェンド選手権試合が行われることが21日、都内で発表された。村上は2度目の防衛戦となる。

 会見を当日になって「ボイコットする」の一言でドタキャンした村上は「腹くくって待っとけ!」という一言メッセージを送りつけ、平井丈雅代表が代読した。

 すっぽかされたスーパーは「オマエが腹くくって待っとけ!ただの試合じゃない、殺し合いだ!命かけて来いよ!」と怒り心頭で「僕の中の大事な部分に火を付けてくれたことには感謝しているが、初代タイガーマスクのいる前でこういう態度(ドタキャン)を取ったことは、いかなる覚悟を持って返してもらおうか」と制裁を誓った。

 同席した初代タイガーマスクは「病気に悪いね」と苦笑しつつ、「小林(邦昭)さんと対戦した時の、試合前の絶対やってやるぞという気持ち、ワクワクする気持ちを思いだした。その魂を継いでほしい。素晴らしい試合がなされることが保証されたようなもの。ぜひこの試合を見てみたい。頑張ってください」と両雄を激励。

 村上の会見ボイコットには「注意しなくちゃいけないな。彼なりの陽動作戦である可能性は高い。スーパーに言いたいのは、こういう陽動作戦に引っかかっちゃいけない」と助言した。

 平井氏は「佐山総監(初代タイガーマスク)も出席する会見に欠席するのは、絶対に選手としてはあってはいけないこと」と村上に苦言を呈しつつ、「思うところあってのことだと思う」と理解も示し、「佐山総監の一番弟子だと言う以上は、先生にこれぞ戦いだというものを見せてくれると確信しています」と苦渋の表情で期待した。

  ◇  ◇

 第11代BJW認定Jr.ヘビー級王者の日高郁人は、初参戦となる大日本の関礼皓太の挑戦を受けて防衛戦を行うことが決定。船木誠勝、間下隼人、阿部史典組-関根“シュレック”秀樹、澤田敦士、ガイア・ホックス組の6人タッグマッチも行われる。

 久々のプロレス参戦となる我孫子市議の澤田は「そこに間下ってのがいますけど、僕のリハビリにはちょうどいいのかな。そんな面構えしてますよ。彼にはぜひとも本気で来ていただきたい」と間下を挑発。現在は地元の大学や高校の柔道部やボクシングジムで練習しているといい、「時間は少ないけど質は変わらない。心技体を100パーセントにもっていく」と自信を見せた。

 間下は「非常にしゃべりのうまい方がいるので、ウオーミングアップがてら戦ってやろうかな。我孫子の病院でも予約してもらえといたら」とやり返したが、澤田はウーロン茶を間下にぶっかけて「頑張れよ」と退散。間下は「次の選挙は絶対落ちますよ」と、落選運動を始めかねない勢いだった。

 この他、ジャガー横田、藪下めぐみ、タイガー・クイーン、Sareee、ダーク・チーターらが出場予定。力道山の「生誕100年感謝セレモニー」も実施する。

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