ディアマンテジム期待の高倉日向 プロ2戦目へ計量クリア「タイトルに少しでも近づきたい」
プロボクシングのディアマンテジム&堺春木ジム主催興行(24日、金岡公園体育館)の計量が23日に行われ、女子ライトフライ級6回戦でプロ2戦目を迎える日本女子フライ級5位の高倉日向(20)=ディアマンテ=は100グラムアンダーの48・8キロ、対戦相手のナタナン・サギアムチット(タイ)は48・5キロで一発クリアした。
高倉はディアマンテジムの創設期に入会し、中学時代にアンダージュニア(UJ)ボクシング王座決定戦、ジュニアチャンピオンズリーグ(JCL)&アンダージュニア(UJ)統一王座決定戦で全国統一王者となり、大阪・浪速高校時代には21年に全国高校選抜の女子フライ級で優勝するなど、アマチュアで活躍。今年4月のデビュー戦を初回KOで飾り、今回連勝を狙う。「初のライトフライ級の試合になりますが、中学生以来の40キロ台の体重で少し不安でしたが、思った以上に順調に落とせました。自分のボクシングをしっかりやって勝ちたい。前回の試合で日本のランキングに入ったので、今回はアジアのランキングも取りたい。そしてタイトルに少しでも近づきたいです」と力を込めた。
また、フェザー級6回戦では、ディアマンテジムのプロ第1号選手の中逵友太がA級昇格をかけて、中塚貴大(JBスポーツ)と対戦する。中逵はリミットの57・1キロ、中塚は57・0キロでクリアした。4月に元日本ランカーの花森成吾(JBスポーツ)に初回KO負けしてからの再起戦となる中逵は「4連勝で一気にA級に行きたかったが、何もしないうちに終わってしまった。今回はディアマンテジムの長男としてしっかり勝ってヒナちゃんにつなげたいです」と巻き返しを誓った。