RIZIN 榊原CEOがデラホーヤ氏の異議に「契約は何の問題もない」一方で「もめる気もない」直接会談で解決希望

 「RIZIN DECADE」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)

 RIZINの榊原信行CEOが3日、都内で行われた記者会見で、ボクシングの元世界6階級王者でゴールデンボーイ・プロモーションズCEOのオスカー・デラホーヤ氏がXで唱えた異議についての見解を述べた。

 大みそかのRIZINで、ボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(26)=米国=と元K-1ワールドGPスーパーライト級王者の安保瑠輝也(29)=MFL team CLUB es=が、RIZINスタンディングバウト特別ルール(ボクシングに準じたルール)69・4キロ契約2分8回戦で対戦することが11月27日、米ロサンゼルスで正式発表された。

 ガルシアと契約しているデラホーヤ氏はLAでの記者会見後、Xに新規投稿。「ゴールデン・プロモーションズはライアン・ガルシアのファイトの独占権を保有している」と前置きし、「このイベントの主催者はそのことを認識しており、イベントを行うためにわれわれの承認が必要だと書面で同意している」と、RIZN側とやりとりがあったことを明かした。

 その上で「そのような承認は与えておらず、現時点ではライアンの出るイベントはない」と指摘した。

 デラホーヤ氏の指摘に対し、榊原氏は「オスカーと話はしている。試合が行われないことはあり得ない。契約は何の問題もない。契約は結んでいます。結んでないのにああいう会見をして発表するわけがない」と、試合が行われることを強調。

 一方で「オスカーというビッグショットともめる気もない。平和裡に」とも述べ、今週、米ラスベガスに渡った際に、デラホーヤ氏と話し合う考えを示した。

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