西田凌佑 初の防衛戦へ向け気合「落とせない一戦」過去9戦全勝もKOは1試合「チャンスがあれば倒したい」
「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(15日、HOS住吉SC)
国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級王者の西田凌佑が3日、大阪市内の所属ジムで15日の初防衛戦(大阪・HOS住吉SC)に向けて練習を公開し「試合内容にはこだわりたいが、落とせないというのが一番。集中している」と必勝を期した。
同級14位のアンチャイ・ドンスアを迎える。減量は順調で、シャドーボクシングやミット打ちなどで軽快な動きを見せた。「今のところ動きは悪くなく、調子がいい」とうなずいた。
過去9戦全勝ながらKOは1試合だけ。技術にたけたサウスポーの西田は「自分のボクシングを崩さずに攻撃を仕掛け、チャンスがあれば倒したい」と言い、指導する武市晃輔トレーナーも「KOにつながるんじゃないかというパターンをつくっている」と自信を漂わせた。