朝倉海 8日対戦の王者を「徹底分析」世界最高峰団体のタイトル奪取に柔術家も招へい 3カ月前から対策

 総合格闘家の朝倉海(31)が「徹底分析」で世界最高峰団体のタイトルを奪取する。U-NEXT格闘技公式YouTubeチャンネルで公開中の動画内で「もう3カ月くらい前からいろいろ対策をしている」と言及。12月7日(日本時間8日)のUFCフライ級タイトル戦で対戦する王者・アレッシャンドリ・パントージャのファイトスタイルを徹底解析していることを明かした。

 「パントージャはグラウンドが強い」と朝倉海。UFCデビュー戦でいきなり迎えるタイトル挑戦の機会に向け、所属するジャパントップチームのコーチ陣に加えて柔術家の石黒翔也を招へいした。

 「翔也さんのグラップリング(組み技、寝技)の技術と、ビリーのレスリング、総合格闘技の視点をミックスしてもらって、アドバイスをもらっている。過去のパントージャの試合の動きを分析して、こういうときはどうやってエスケープするのか、対応を習ってます」

 石黒は「試合のときに『いつもの動きだ』と思ってくれたら」と徹底した準備が冷静な試合運びにつながることを期待。朝倉の組み技、寝技の技術についても「最近では僕がいいポジションをとっても逃げられてしまうくらい、成長をしている」と太鼓判を押した。

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