西田、挑戦者とも計量パス IBFバンタム級世界戦

 国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級タイトルマッチ(大阪・HOS住吉SC)の前日計量が14日、大阪市内のホテルで行われ、初防衛戦となる王者の西田凌佑(六島)がリミットより200グラム軽い53・3キロ、挑戦者の同級14位アヌチャイ・ドンスア(タイ)は53・0キロで、ともに1回でパスした。

 西田は「完璧に仕上がった。当てさせずに自分の得意な距離でKOしたい」と自信を見せた。5月に王座を奪った一戦では減量に苦労し、試合中に足がつりそうだったという。「前回より早く体重を軽くして、最後まで食べながら調整できた」と万全ぶりをアピール。

 初の世界戦のアヌチャイは「あとは試合を待つだけ」と話した。

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