K-1宮田P 平本蓮の公開スカウトに猛反発「大みそかだかRIZINだか知らないけど」「ガキのケンカじゃないんで」

 古巣のリングに上がった平本蓮(右)と抱き合う朝久泰央。左は篠塚辰樹
 古巣のリングに上がった平本蓮(右)と握手する朝久泰央(手前)。左は篠塚辰樹
 古巣K-1のリングに上がった平本蓮(右)と篠塚辰樹(左)。中央は呼応して握手を交わす朝久泰央
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 「K-1 WORLD GP 2024 IN TOKYO」(14日、国立代々木競技場第一体育館)

 元K-1で、現在はRIZINで活躍している平本蓮(26)=剛毅會=と、平本の盟友で、今年3月にK-1を離脱してRIZINに主戦場を移した篠塚辰樹(26)=MASTER BRIDGE/剛毅會=が、休憩明けにリングインした。

 2人は新生K-1旗揚げ10周年を祝福し、「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ)で朝倉未来の推薦選手と戦うK-1ファイターを募集。朝久泰央と大久保琉唯が呼応した。

 大会を運営するグッドルーザーの宮田充プロデューサーは、平本と篠塚が来場した理由が10周年の祝福であることを指摘し、「ぶっちゃけて言うと、何やってくれてんだっていうところはあります。あそこで、大みそかだかRIZINだか知らないんですけど、そういうことをやってもらうために上がったわけじゃないし、全然決定ではないし、試合というのは何月何日に誰と何キロでどんなルールでファイトマネーいくらでやるかというのが試合なので、全く決まってない状態で決定みたいになるのもちょっと待ってくださいという感じですね」と、ドラゴンストップならぬ「ミヤタストップ」を発動。

 朝久や大久保について「戦いに対しての前向きな気持ちは尊重してあげたい」と理解を示しつつも、「じゃあMMAをやるのかとか、オープンフィンガーでやるとか、全く未知の戦いに出るにはちょっと時間もなさすぎるし、そこら辺を、どうなるのか分からないんですけど。ちょっと待ったっていう感じです。それは平本君と話せばいいのか、RIZINさんなのか分からないですけど、ちょっと勝手なことをされちゃったなという残念な気持ちがあります」と、K-1の主催者としての見解を示した。

 とはいえ、「白紙ではないですよね。物事は起きてしまったので」と、全否定はせず。

 「さあどうしようかという。ファンの人は見たいと思う。時間があれば面白いけど、3週間ないわけですよね。どうするつもりなんだろうっていう。明日以降、確認ですね。K-1の大事な選手ですから。ガチャガチャしたところには出せないというのはありますね。ガキのケンカじゃないんで、仕事なんで。こっちも大みそか、わけのわかんないところに出してケガして帰ってきましたじゃ。どうでもいい選手じゃないんで、なおさらちゃんとしたいですね。やったもん勝ちにはなんないんじゃないかな」と、慎重にことを進めていく考えを示した。

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