RIZIN・榊原CEO 平本蓮のBLACK ROSE対BD構想実現に前向き「まとめていきたい」
「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
合同公開練習が15日、東京・銀座で行われ、榊原信行CEOが、平本蓮が前日のK-1代々木大会にリングインしてブチ上げた、BLACK ROSEとブレイキングダウンとの対抗戦構想について「まとめていきたい」と、実現に前向きな姿勢を見せた。
平本は篠塚辰樹とリングインし、大みそかにBLACK ROSE(平本、篠塚らのチーム)として、朝倉未来の推薦選手と戦うK-1ファイターを募集。K-1の朝久泰央と大久保琉唯が呼応した。
大会を運営するグッドルーザーの宮田充プロデューサーは「何やってくれてんだ」、「全く決まってない状態で決定みたいになるのもちょっと待ってくださいという感じ」、「ちょっと勝手なことをされちゃったなという残念な気持ちがあります」、「やったもん勝ちにはなんないんじゃないかな」と猛反発。
一方で、朝久や大久保の「戦いに対しての前向きな気持ちは尊重してあげたい」と理解を示し、「白紙ではない。物事は起きてしまったので」と全否定はせず。「さあどうしようかという。ファンは見たいと思う。明日以降、確認ですね」と、慎重にことを進めていく考えを示していた。
榊原氏は「宮田さんの言うことも分からないではないが、平本蓮をリングに上げるとああなる」と指摘。平本と篠塚のアクションを「僕はすごく前向き。いいことだと思う」と評価し、「(平本たちが)そういう思いを持っていることは理解して、朝倉未来とも平本蓮とも話をしてまとめていきたい。未来としっかり協調して発信していきたい。蓮のアクションも含めてファンの見たいものをまとめたい」と、前向きに対処していく意向を示していた。