谷口将隆 無念の判定負け タノンサックの手数に苦しむ 遠のく2階級制覇「甘い世界でない」

 判定でタノンサック・シムシー(右)に敗れる谷口将隆(撮影・山口登)
 タノンサック・シムシーに敗れリングを降りる谷口将隆(撮影・山口登)
 11回、タノンサック・シムシー(左)からパンチを決められる谷口将隆(撮影・山口登)
3枚

 「ボクシング・IBF世界ライトフライ級挑戦者決定戦、東洋太平洋同級タイトルマッチ」(15日、HOS住吉SC)

 元WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(ワタナベ)が、タノンサック・シムシー(タイ)の手数の多さに苦しみ、1-2のスプリットで判定負けを喫した。「相手が思ったよりうまかった。それを上回れなかったのが敗因」と振り返った。2階級制覇を目指したが、この敗戦で大きく遠のいた。

 今後については「ここで負けて、すぐに世界のチャンスをもらえるほど甘い世界ではない。自分の気持ちはすっきりしている」と現役引退を示唆するコメントも。所属ジムの渡辺会長は「結論は期間を置いてから」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス