RIZIN大みそかの安保瑠輝也戦が延期 相手のガルシアが負傷で 来年春先に開催予定 安保「どのみち俺にぶっ飛ばされて病院送り」

 「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 第1部の目玉カードであるボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(米国)と元K-1ワールドGPスーパーライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)の一戦が延期されることが16日、発表された。ガルシアの負傷のため。

 両雄はRIZINスタンディングバウト特別ルール(ボクシングに準じたルール)の2分8回戦で対戦することが決定しており、RIZINでは新たな実施時期について「2025年の春先に国内外での開催を予定しております」としている。

 ガルシアは「私は日本での今後のエキシビション試合に向けて熱心に準備し、ここ数週間ダラスで一生懸命トレーニングしてきました。残念ながら、トレーニング中に手を負傷し、有名な専門医であるシン医師に診てもらうためにロサンゼルスに戻りました。シン医師は、12月30日(注・日本時間31日)の試合を延期するよう私に勧めました」と経緯を説明。

 「これは一時的な後退に過ぎず、試合の新しい日程をすぐに発表する予定です。ファン、FANMIO、RIZINに延期について心からお詫び申し上げます。私ほどがっかりしている人はいません。応援してくださってありがとうございます」と、試合の実現を約束した。

 安保は「ライアンが怪我でドクターストップと聞きました。本当に残念です。本当に残念ですが、怪我で動けないライアンを倒してもしょうがないので、早く治して万全の、100%のライアン・ガルシアで戻ってきて欲しい。まあでも、仮にこのまま大晦日にオレとやれていたとしても、どのみちオレにぶっ飛ばされて、怪我して病院送りになっただろうから、どうなってもお前は病院送りだったってことだな。病院に愛された男ライアンよ、しっかり療養してくれよ!オレはいつだってOKだぜ!」と、キツいユーモアを交えつつ、ガルシアにエールを送っている。

 全米で配信するFANMIOのサロメン・エンゲルCEOは「ライアン選手に起こったことは残念です。彼の健康と早い回復を祈っています。このエキサイティングなイベントの新しい日程をすぐに発表できることを楽しみにしています」とコメントしている。

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