西岡伶英、ドヘニーと戦った男にドヘニーより早い2回TKO勝ち「来年のこの時期にはベルトが届く位置に」
「ボクシング・8回戦」(20日、後楽園ホール)
デビューから4勝(1KO)負けなしで、日本バンタム級11位の西岡伶英(24)=川崎新田=が、セミの同級8回戦(54・5キロ契約)でブリル・バヨゴス(23)=フィリピン=と対戦した。バヨゴスは5・6東京ドーム大会で、井上尚弥-ルイス・ネリ戦のリザーブマッチを元IBF世界スーパーバンタム級王者のTJ・ドヘニーと戦った(4回TKO負け)ことで知られる。
西岡は1ラウンドにカウンターの右フックで尻もちをつかせて先制ダウンを奪うが、かさにかかって攻め立ててところにカウンターの左フックを浴びてダウンを奪い返される。
2ラウンド、西岡はそれでもひるむことなく打ち合い、カウンターでバヨゴスを前のめりに倒してレフェリーが試合をストップ。2回42秒、TKO勝ちした。
西岡は「ダウンを取り返されて、まだまだ未熟さが出たと思う。改善したい」と反省しきり。来年に向けて「より一層厳しい年になると思う」との認識を示しつつも「来年のこの時期にはベルトが届く位置にいたい」とランクアップを誓った。 ◇ ◇
メインで前日本バンタム級王者の富施郁哉(26)=ワタナベ=が再起戦に臨み、フィリピン同級王者カルロ・デメシーリョ(30)=フィリピン=と対戦した。富施は7月18日の初防衛戦で増田陸に4回KO負けし、王座を明け渡した。
富施は積極的に接近戦を仕掛けるも、アッパーでたびたびアゴを突き上げられるなどタフなデメシーリョに手を焼く。最終8回終了間際、左ストレートを直撃させて大ダメージを負わせ、続く2連打でダウンを奪取。判定3-0(77-74、78-73、79-72)で再起に成功した。
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