「ＲＩＺＩＮ　ＤＥＣＡＤＥ」（３１日、さいたまスーパーアリーナ）

　２部構成に変更されたうちの前半がチーム朝倉未来とチーム平本蓮の全面対抗戦「雷神番外地」として行われることが発表され、対戦カードが決定。朝倉が社長を務める「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ（ブレイキングダウン）」の喧嘩自慢１００人企画の覇者で、昨年のＭＶＰにも輝いた細川一颯が第６試合で宇佐美パトリックと対戦することが決まった。

　細川は北関東の喧嘩自慢として昨年の喧嘩自慢１００人トーナメントを勝ち抜いて１０００万円を獲得。昨年１１月のＢＤ１０でプロ格闘家の才賀紀左衛門と対戦し、劇的なＫＯ勝ちを収めて、同年のＢＤの年間ＭＶＰに輝いた。ＢＤ１１では地下格闘技のレジェンド、大島渓太郎に勝利。ＢＤ１４ではフェザー級トーナメントに参加し、初戦で優勝したＹＵＲＡに敗れていた。「このような大舞台に立たせていただくチャンスをいただき感謝しています。対戦相手のパトリック選手は格上で比べものにならないぐらいの差はあると思うんですが、この舞台で挑戦させてください。やる分には勝ちにいくし、負ける気はさらさらない」と、見据えた。

　対戦カードと試合順は次の通り。

　◇第１試合・ＭＭＡルール　五明宏人－赤田プレイボイ功輝

　◇第２試合・ＭＭＡルール　安井飛馬－鈴木博昭

　◇第３試合・キックボクシングルール　ＹＵＲＡ－朝久泰央

　◇第４試合・ＭＭＡ特別ルール　冨澤大智－三浦孝太

　◇第５試合・オープンフィンガーグローブキックボクシングルール　野田蒼－篠塚辰樹

　◇第６試合・オープンフィンガーグローブキックボクシングルール　細川一颯－宇佐美正パトリック