プロ2戦目でメイン抜てきの横山葵海 東洋太平洋ランカーに競り勝つ 但馬ミツロは再起戦でKO勝ち

 デンマーク・ケビド(右)に左アッパーを入れる横山葵海(亀田プロモーション提供)
 デンマーク・ケビド(左)にダウンを奪われた横山葵海(亀田プロモーション提供)
 ロスメン・ブリトー(左)にボディーを入れる但馬ミツロ(亀田プロモーション提供)
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 「ボクシング・3150×LUSHBOMU vol.3」(21日、ツインメッセ静岡)

 デビュー2戦目で世界戦や日本王者を差し置いてメインイベントに大抜てきされた横山葵海(ワタナベ)が、スーパーフライ級8回戦で東洋太平洋5位のデンマーク・ケビド(フィリピン)と対戦した。

 横山は優勢に試合を進め、7回にスウェーバックでパンチをかわそうとしてバランスを崩したところに追撃を合わせられてダウンを喫したものの、判定3-0(76-75、76-75、78-73)で競り勝ち。東洋太平洋ランキング入りを確実にした。

  ◇  ◇

 セミでは日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(亀田)が、3月のプロ初敗北からの再起戦で、元世界ランカーのロスメン・ブリトー(ベネズエラ)と対戦した。

 肉体改造でパワーを身に着けた但馬は1回、踏み込んでのボディージャブがヒットし始めると、ブリトーの懐への入り際に左ボディーをヒット。表情がゆがんだところを見逃さず、左右のボディーで連打で先制のダウンを奪取した。再開後に右のオーバーハンドで再びダウンを奪うと、レフェリーが試合を止めた。

  ◇  ◇

 3位のウィリバルド・ガルシアと4位のレネ・カリストのメキシコ人同士の世界タイトルマッチとなったIBF世界スーパーフライ級王座決定戦は、メキシコへの放送・配信を考慮して第1試合で実施された。

 手数の多いガルシアとカウンターのカリストは、最終回までメキシカンらしい打ち合いを展開し、判定は1-1のドロー(118-110、112-116、114-114)。王座は空位のままとなった。

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