WBC中谷、2月に3度目防衛戦 ボクシング、堤は比嘉と対戦
ボクシングのバンタム級ダブル世界戦が来年2月24日に東京・有明アリーナで行われることが27日、主催者から発表された。世界ボクシング評議会(WBC)王者の中谷潤人(M・T)は3度目の防衛戦に臨み、世界ボクシング協会(WBA)チャンピオンの堤聖也(角海老宝石)が初防衛戦で元世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)と闘う。
29戦全勝(22KO)の中谷は同級6位で28戦全勝(18KO)のダビド・クエジャル(メキシコ)との無敗対決。記者会見で中谷は「また新しい自分をお見せできると思う。爆発的なパンチで倒していきたい」と自信を示した。
堤は「しっかり勝ちたい」と力強く話した。比嘉は9月の試合で世界奪取に失敗して引退の意向を示したが、現役続行へ翻意。「勝つ以外に道はない」と決意を語った。堤は14戦12勝(8KO)2分け、比嘉は25戦21勝(19KO)3敗1分け。
同じ興行ではキックボクシング出身の那須川天心(帝拳)が世界王者経験のあるジェーソン・モロニー(オーストラリア)とのバンタム級10回戦に挑む。