KNOCK OUT勢が壊滅 UNLIMITEDルールでRIZINの倉本ら外敵に3戦全敗

 「キックボクシング・K.O CLIMAX 2024」(30日、横浜武道館)

 立ち技格闘技の今年最後のビッグマッチが開催され、MMAから関節技と絞め技を抜いた過激ルールのKNOCK OUT UNLIMITEDが、KNOCK OUT勢が外敵を迎え撃つ形で3試合行われた。

 KNOCK OUT-REDスーパーライト級と同BLACKライト級の初代王者・バズーカ巧樹は、K-1の大沢文也と対戦。6年半前に勝っている大沢は、3ラウンド終盤にマウントポジションを奪うとパウンドを連打。ジャッジ3者とも29-28を付ける判定勝ちを収めた。

 大沢はKNOCK OUTO BLACKライト級王者の大谷翔司を「大谷選手いる?」と呼び出し、「ボクKNOCK OUT継続で試合したいんで、試合しましょう!」と対戦を要求。大谷は大沢がK-1のトーナメントで優勝するかKrush王座を奪取するという条件付きで、6月のビッグマッチで対戦することを承諾し、グータッチを交わした。

 KNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太は、RIZINでおなじみの倉本一真と対戦。全日本3連覇のレスラーでもある倉本はタックルからテイクダウンを取りまくり、豪快なスープレックスも披露。2ラウンドにバックキープからコツコツとパウンドを落とすとレフェリーが試合を止めて、2回2分43秒、TKO勝ちした。

 倉本は「来年もUNLIMITEDで戦いたい」と継続参戦を表明し、「ベルトを作っていただいて、ぜひチャレンジさせてください」と要求した。

 KNOCK OUTO BLACKフェザー級王者の栗林修悟はUFCにも出場経験のあるカルロス・モタと対戦。モタはタックルからテイクダウンを決めまくり、3ラウンドには豪快なジャーマンスープレックスも披露。栗林も効果的にローキックを決めていったが、ジャッジ3者とも30-28でモタを支持した。KNOCK OUT勢は外敵に3戦全敗となった。

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