全日本プロレスのプリンス・安斉勇馬が井上凌と完全決着!アジアタッグ王座防衛で「スピード緩めるつもりない。止まったらまた差が開くからな」

 「プロレス・全日本」(31日、国立代々木競技場第二体育館)

 「ゼンニチ大晦日2024」が開催され、セミで王者のライジングHAYATO、安斉勇馬組に宮原健斗、井上凌組が挑戦するアジアタッグ選手権試合が行われた。

 15日・君津大会でプリンスキラー(膝固め)を公開し、28日の記者会見で安斉の右膝をイスで破壊するなど、なりふりかまわず安斉に迫っていった井上凌だが、この日は安斉と真っ向勝負。エルボーの打ち合いから安斉がドロップキック、井上がハイキックを連打するなど、火を吹くような打撃戦を展開する。

 大「井上」コールに乗ってプリンスキラーなどで猛攻をかけた井上だが、HAYATOのスワンダイブ式ミサイルキックから安斉がジャーマンスープレックスホールド、ジャンピングニーと逆襲。井上も張り手4連発から左ストレートをブチ込むが、安斉はジャンピングニーからギムレットでたたきつけて21分57秒、片エビ固めで2度目の防衛に成功した。

 名勝負を見せたものの惜敗した井上は「悔しい、あんだけ挑戦してこんだけ結果が伴わないっつうのは。来年絶対つぶすぞ!今年は最悪の気持ちで年越すことになる。最悪だ!」と絶叫。

 安斉は「井上さん、あんた不意打ちだの凶器攻撃だのやってるけど、全然正々堂々やった方が面白いじゃないですか。この先ずっと俺たち全日本プロレスだろ?これからも戦っていくんだから、俺は2024、全力で突っ走って、2025、スピード緩めるつもりないぞ。アンタが一度でも止まったらまた差が開くからな。ただ、まだ戦うの楽しみにしてます」と、井上を認めるメッセージを送った。

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