梅野源治がMMA快勝デビュー 大野智の激励に感謝「嵐はヤバイだろ」皇治とのMMA再戦も歓迎「勝てるだろ」
「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(36)が、キックボクシング出身の大雅(28)とのMMAデビュー戦に挑み、判定3-0で快勝した。1回中盤にグラウンド戦でギロチンチョークで追い込み、3回終盤にはリアネイキッドチョークから肘をたたき込むなど、グラウンドでは終始圧倒する戦いぶりを見せた。「MMA初戦、まずは勝利することができて素直にうれしい。試合ができないんじゃないかという色んな出来事があったが、勝って最高の年越しができる。良かった」と胸をなで下ろした。
大会前、アイドルグループ嵐のリーダー、大野智(44)との交流を明かしていたが、「試合が終わったので電話しようかなと。ずっと応援してくれていて、僕のTシャツを着て『見てます』と言ってくれていた。本当にありがたい。僕なんかにすごく丁寧に対応してくれるので。ご飯も年越しに誘ってくれて。嵐はヤバイだろ。リーダーですからね」と明かした。
また、梅野の名言「ヤバイだろ!」を通じ、親交のあるサッカー・サンフレッチェ広島の荒木隼人も来場し、梅野の勝利後はリングにも上がって勝利の喜びを分かち合った。「荒木選手も来てくれて。Jリーガーが来るとか意味が分からないでしょ」と感謝しきり。「あと最近は絡んでないが、(お笑いコンビ)かまいたちも応援してくれていると聞いたので。また2025年も構ってあげようかなと思ってます」と、ヤバイ応援団に梅野流の感謝を込めた。
ムエタイ周知を目的にMMAに挑戦しているが、22年3月にキックルールで判定負けを喫し「ヤバイだろ」が生まれるきっかけとなった因縁がある皇治(35)との再戦の可能性について聞かれると「勝てるだろ」と即応。「いつでも、彼がやりたいのならやってやろうと。因縁があるのは皇治選手だろうし」と歓迎姿勢を示し、「(相手は)誰でもいい。勝つためのトレーにニングを毎日積み重ねていく。RIZINファンの見たいカードを見せられればいい」と語った。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。