緊急メインでTKO勝利の堤駿斗にSNS高評価 試合内容もマイクパフォも「見事にやり切ったわGJ」「来年の大晦日はダブル世界戦あるかも」
「ボクシング・WBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦」(31日、大田区総合体育館)
堤駿斗(志成)が、元王者のレネ・アルバラード(ニカラグア)に8回1分55秒でTKO勝ちした。戦績は6戦6勝(3KO)無敗。
前日に井岡一翔の世界戦が王者のインフルエンザ感染で中止に。急きょ、大みそかのメインを務めることになった堤だったが、元世界王者のアルバラードを圧倒した。序盤から強い左右のパンチを顔面やボディーに打ち込み、5回にはロープ際に追い込む場面も。8回はコーナーに追い詰めて猛ラッシュし、レフェリーのストップを呼び込んだ。
勝利後、1年の最後を締めるリング上でのあいさつもバッチリ。「こうして日本に来てくださったアルバラード選手にもう一度拍手をお願いします」とファンに求め、大みそかに会場に駆けつけたファンにも感謝。「なかなかこういう興行を締めるのは難しいんですけど」と言いながらも「2025年、皆さまにとっても素晴らしい1年になるように願っております。皆さま、よいお年をお迎えください。そして来年も応援よろしくお願いします」と話し、ネット配信の視聴者にも感謝を述べた。
これにはボクシングファンも感激。「ラストのマイクパフォーマンスも見事にやり切ったわGJ」「堤駿斗ガチでヤバいな。来年の大晦日は井岡と堤でダブル世界戦あるかもしれんな」「井岡選手中止でも堤駿斗選手で大満足」などとSNSにコメントが寄せられた。