プロレス 山岡が号泣デビュー「でもプロレスがもっともっと好きになっちゃった」

 「プロレス・マリーゴールド MARIGOLD FIRST DREAMS~2025~」(3日、大田区総合体育館)

 “スーパールーキー”山岡聖怜(せり)が号泣デビューだ。MIRAIを相手に延長戦7分14秒、ラリアートからの片エビ固めで3カウントを許すも、ポテンシャルの高さを見せた。

 異例のデビューだった。15分時間切れ引き分けに終わると「勝負が決まるまでやらせろ」と延長戦が決定。最後はラリアートで散り、MIRAIから「おい悔しいか、プロレスってのは負けから始まるんだ。もっともっと強くなれ」とマイクを向けられると涙が止まらなくなった。

 山岡は「負けちゃったよッ。でもプロレスがもっともっと好きになっちゃった」と号泣。バックステージでも「悔しい」を繰り返し、「山岡聖怜をよろしくお願いします」と声を振り絞った。

 ただ、アマレス仕込みのタックル、リフト技、タックルから抱え上げてポストに押し込み、美しいジャーマンスープレックスを決めてみせるなど、そのポテンシャルを発揮。デビュー戦の会場でオリジナル写真集が発売されるなど、団体の期待を受ける“スーパールーキー”の名に恥じない動きを見せた。

 山岡は中学時代に全国選抜フリースタイル54キロ級で2位に入り、高校時代も競技を継続したが、ひざの前十字靭帯断裂の影響もありプロレスラー転身を志した。姉の山岡雅弥もレスリング経験者で、「ミスマガ 2021」でミスヤングマガジンを受賞し、現在はグラビア界で活躍中だ。

 団体の練習生となって以降、度々ネットニュースに取り上げられ、その健康美に注目が集まっていた山岡。この日は中継ゲストで登場した姉からリング上で激励を受けていた。

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