マリーゴールド 今春引退の女子プロレス界レジェンドが久々対決→次は一騎打ちへ
「マリーゴールド MARIGOLD FIRST DREAMS~2025~」(3日、大田区総合体育館)
5月に引退する“女子プロレス界の人間国宝”高橋奈七永と、4月に引退する“女子プロレス界の横綱”里村明衣子がタッグマッチで激突した。
高橋が岩石落とし、フロッグスプラッシュを決めれば、里村は側転式ヒザ爆撃、オーバーヘッドキックと一歩も譲らなかった。
試合は16分46秒、石川奈青と組む高橋が、クイーンビーボムからの体固めで里村の相棒、YUNAから3カウントを奪った。
試合を終えた里村は「もしかしたら最後になるかもしれない。二人でしか出せない思いが、バチバチに出せた」と感傷的になると、高橋が「最後じゃないよ」と登場し、さらにこの試合をさばいた和田京平レフェリーも現れ「シングルマッチでやりなさい。オレがレフェリーをぜひやりたい」と呼びかけた。
和田レフェリーがプロデュースする、ジャイアント馬場さんの偉業をしのぶ「没25年追善~太陽ケア引退試合~木原文人リングアナデビュー35周年記念大会」(1月31日、後楽園ホール)へのオファー。両者が快諾した。
さらに、この日デビューした山岡聖怜が登場し、高橋にタッグ結成を呼びかけ快諾された。引退する両者の戦い、シングル決定、スーパールーキーとの電撃タッグ結成と、テーマ満載の試合になった。