IWGPグローバル陥落のフィンレーが復活星 198センチ130キロの刺青モンスター撃破「憎悪は常に俺の道を照らす」

 ブロディ・キングを抱え上げるデビッド・フィンレー(撮影・金田祐二)
 場外のブロディ・キングにダイブするデビッド・フィンレー(撮影・金田祐二)
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 「プロレス・新日本」(5日、東京ドーム)

 米AEW、米ROH、メキシコのCMLL、日本のスターダムとの合同興行「レッスル・ダイナスティ」が開催され、前日、辻陽太に敗れてIWGPグローバルヘビー級王座から転落したデビッド・フィンレーが、米AEWのブロディ・キングを迎撃した。

 198センチ、130キロと超大型で全身にタトゥーを施したキングに対し、182センチ、95キロのフィンレーは大苦戦。デスバレーボム、ラリアット、コーナーマットへのデスバレーボムなどパワフルな猛攻を受けたが、コーナートップに上げられたところをパワーボムの体勢に着地し、そのままコーナーに顔面を打ち付ける。

 すかさずパワーボムで巨体をたたきつけ、オーバーキル一閃。12分53秒、片エビ固めでフォール勝ちした。

 フィンレーは「昨日は新年早々クソみてえな試合をしちまった。かわいいベイビー(チャンピオンベルト)を辻に奪われたが、今日勝って少しは気分が良くなった。トニー・カーン(AEW社長)のオモチャをぶっ壊してやったぜ」と豪語。「ベルトは失ったがサベージ・キングの時代はこれからだ。必ず巻き返す。憎悪は常に俺の道を照らすからだ」と、陥落から早くも立ち直っていた。

 敗れたキングは「犬とは闘うものだ。AEWでも新日本でもいい。人生はつらいものだが、もっとつらいものを味わわせてやる」と再戦を要求していた。

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