棚橋弘至 柴田と涙のチョップ合戦「本当に良かった」 各々50発以上乱れ打ち 柴田は米でタッグ呼びかけ
「プロレス・新日本」(5日、東京ドーム)
来年の1・4東京ドーム大会で引退する社長エースの棚橋弘至(48)が、同期で米AEWの柴田勝頼(45)とスペシャルエキシビションマッチを行い引き分けた。感涙にむせぶ棚橋に、柴田は米国でのシングルとタッグ結成を呼びかけた。IWGP世界ヘビー級選手権試合は王者ザック・セイバーJr.がAEWのリコシェの挑戦を退けた。東京ドームで2日間連続防衛は史上初の快挙となった。
試合が2分が経過し、「残り3分、チョップしかないな」と思った柴田が水平チョップを放つと、2人はチョップ合戦に突入した。3分で各50発以上を放ち、胸板を真っ赤に腫らせてタイムアップ。柴田は人さし指を立てて手を差し出し、棚橋は握手に応じると抱き合った。互いの手を上げる2人は笑みを浮かべていた。
棚橋は柴田が17年に急性硬膜下血腫で手術を受け、日本では試合が事実上できなくなったことを振り返ると思わず涙し、「もうないだろうと思っていた試合ができている。レスラーをずっと続けてこられて本当に良かった」としみじみ。
柴田は「この1年をレスラーとして大事に使ってほしい。引退する前にシングルマッチ、あとタッグ組んで試合したい。アメリカで待ってます」と笑顔で呼びかけた。
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