内藤哲也が1日でIWGPタッグ挑戦を決断 高橋ヒロム「早かったですね、ミスター・トランキーロが」内藤「焦っちまったよ」

 「プロレス・新日本」(6日、大田区総合体育館)

 「NEW YEAR DASH!!」が開催され、内藤哲也がIWGPタッグ王座挑戦を宣言した。

 IWGPタッグ王座は1・5東京ドーム大会で内藤、高橋ヒロム組、ジェフ・コブ、グレート-O-カーン組、米AEWのヤングバックスの3WAYマッチによる王座決定戦が行われ、ヤングバックスが6年ぶりに返り咲き。直接敗れたのはオーカーンで、ヒロムは試合後にいち早く挑戦をブチ上げたが、内藤は例によって「トランキーロ(あっせんなよ)」を決め込んでいた。

 この日、田口隆祐、アレックス・ゼイン組と対戦した内藤とヒロムは相手チームを分断し、孤立した田口を内藤が合体スイングDDTからデスティーノで仕留めた。

 内藤はマイクで「ヤングバックス、俺とヒロムの挑戦をぜひ受けてくれ!いい返事待ってるぜ、カブロン!」とアピールし、わずか1日での決断にヒロムはバックステージで「早かったですね、ミスター・トランキーロが」とツッコミ。内藤は「焦っちまったよ。3日連続で(試合があって)疲れちまった」と照れ笑いし、ヒロムは「答えとしては素晴らしいと思いますよ」と即決(内藤にしては)を喜んだ。

 ヒロムは4日・東京ドーム大会で内藤と念願のシングルマッチを行ったことで「心にあった塊がゴソッと取れて吹っ切れた。自由ですね」という心境に至ったと打ち明け、「今年は挑戦の年にしたい」と意気込んでいた。

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