ザック・セイバーJr. プロレス大賞MVPで日本愛全開「日本は僕にとってファーストホーム。これからもこの国で全てをささげたい」
51回目を迎えた「2024プロレス大賞 supported byにしたんクリニック」(東京スポーツ新聞社制定、デイリースポーツなど選定)の授賞式が8日、都内で行われ、新日本プロレスからは最優秀選手賞(MVP)に選ばれたIWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバーJr.、年間最高試合賞(ベストバウト)に選ばれた後藤洋央紀とIWGPグローバル・ヘビー級王者の辻陽太、最優秀新人賞に選ばれたボルチン・オレッグが出席した。
英国出身のザックは「本当に名誉なことです」と日本語で喜び、「13年前に来日してからすぐ温かく日本人の皆さんに迎えられ、今この時を迎えています。よくセカンドホーム(第二の故郷)と言いますが、日本は既に僕にとってファーストホームのようになっています。この国でこれからも全てをささげ、この外国人選手2人目(ボブ・サップ以来)というMVP受賞の栄誉をしっかりと胸に刻み頑張っていきたい」と、日本への愛にあふれるスピーチ。
記者会見でも「日本特有の授賞式に出席していろんな方に取材していただくことも含めて、自分がどうして日本でプロレスをしたかったのか、それがなぜ夢だったのかが今分かったと思います。初来日以来、ずっといたいなくらいに思っていたので、不便はいっさいありません。日本語は親友のクリス・ブルックス(DDT)がよく教えてくれます」と、日本への愛を全開にした。
後藤との防衛戦に向けては「今日、顔を合わせてみて、お互いが素晴らしい賞を受賞した後で大きな試合があるということで気持ちが高ぶるし、彼も大きなタイトルマッチになるので本気で来ると思います」と警戒しつつも、「自分自身も2024年が最高の年で、年が明けて東京ドームで2連勝できたので、さらに強くなった自分を見せられると思います」と、撃退に自信を見せていた。