後藤洋央紀 2・11悲願IWGP獲りだ ザック狩りへ「45歳まだまだいける」
「2024プロレス大賞」(東京スポーツ新聞社制定、デイリースポーツなど選定)の授賞式が8日、都内で行われ、最優秀選手賞に選ばれた新日本プロレスのザック・セイバーJr.(37)、年間最高試合賞に選ばれた同じく後藤洋央紀(45)と辻陽太(31)らが出席した。新日本の2・11エディオンアリーナ大阪大会ではザックのIWGP世界ヘビー級王座に後藤が挑戦することが決まっており、後藤は悲願の王座取りとMVPを誓った。
後藤はG1クライマックス優勝、IWGPインターコンチネンタル王座など多くの戴冠歴があるが、前身のIWGPヘビー級王座への挑戦は2007年11・11両国大会の初挑戦から2016年の同大会までことごとく失敗しており、挑戦は9年ぶり8回目となる。
6日・大田区大会では「荒武者革命についてこい!」とほえ、この日は悲願のIWGP奪取に向けて「次は俺がMVPだぐらいの大きい気持ち、強い気持ちでここに立っている」と、ザックからIWGP王座もMVPも奪い取ることを宣言。
「自分も45歳になりましたが、プロレス業界だけでなく45歳まだまだいけるんだって他の業界の方々にも共感していただいて、自分たちの世代、まだまだこれから輝いていきたい」と、中年の星となることを誓った。
ザックは後藤を警戒しつつも、4、5日の東京ドーム2連戦で連続防衛と最高のスタートを切ったこともあって「さらに強くなった自分を見せられると思う」と、撃退に自信を見せていた。