寺地拳四朗 4団体統一よりもビッグマッチ優先「最悪階級を上げてもいい」3階級制覇も視野に

 ボクシングWBC世界フライ級王者の寺地拳四朗(33)=BMB=が14日、都内で取材に応じた。フライ級での4団体統一を大きな目標として置いているが、2025年の抱負として、「ベルトが増えればいいかなとは思っている。4団体(統一)に縛られ過ぎず、最悪階級を上げてもいいかなと思っている」と決意表明。3階級制覇挑戦も選択肢に入れながら、ビッグマッチを優先する考えを明かした。

 昨年10月、フライ級転向初戦となったWBC世界王座決定戦を制し、ライトフライ級に続く2階級制覇を果たした寺地。既にスパーリングも再開しており、寺地をマネジメントする三迫ジムの三迫貴志会長は、次戦について「春ごろ」と明かした。今後は4団体統一を目指しているが、魅力的なカード次第では階級を上げることも視野に入れ、寺地は「誰とやるかは関係なく、モチベーションは常に維持している。どんな相手が来ても勝てるようにしていく」と力を込めた。

 今月6日には33歳の誕生日を迎えた。「また年を取ったんだなというくらいで、なるべく(気持ちは)若く頑張っていきたい。昔よりは、けがが治りにくくなっている。その辺も意識しながらやっていかないと」。いぶし銀のファイトで大きな野望をかなえる。

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