寺地拳四朗 3・13ユーリ阿久井と統一戦 待望の一戦実現に「モチベーション上がる」 井岡一翔戦にも興味

 ボクシングのトリプル世界戦が3月13日に東京・両国国技館で行われることが27日、主催の帝拳ジムから発表された。WBC世界フライ級王者の寺地拳四朗(BMB)は、WBA世界同級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)と王座統一戦を行う。日本人王者同士の世界2団体統一戦は、2022年にライトフライ級で寺地が京口紘人(ワタナベ)にTKO勝ちした一戦以来3度目。WBO世界同級王者のアンソニー・オラスクアガ(米国)には世界3階級制覇を狙う京口が挑戦。WBO世界ライトフライ級王者の岩田翔吉(帝拳)は、同級2位のレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)を相手に初防衛戦を行う。

 待望の統一戦が決まり、寺地は都内で行われた会見で「また大きな舞台のメインでできてありがたい。統一戦でモチベーションが上がっている。4団体(統一)を目指して、KOで勝つところを見せたい」と意欲を燃やした。同興行でWBO世界同級王座戦が行われるが「勝った方と統一戦をやりたい」と早くも3つ目のベルトに照準。ただ、今後の展望については「階級を上げてもいい。より面白い試合ができる方に行く」と、相手次第で3階級制覇に切り替える可能性を示した。

 スーパーフライ級に上げた場合、ビッグネームとして前WBA世界同級王者の井岡一翔(志成)も考えられる。寺地は「いいですね。井岡さん、やりたいっすよ。昔からあのスタイルは好き」と興味津々。「(階級を上げると)より強い人がいる。あとは流れ次第」と希望を明かした。

 一方、寺地と拳を交えるユーリ阿久井は「このチャンスをつかむしかない」と覚悟を示した。以前練習したこともあるが「正直相性が悪い。我慢比べの試合になる」と明かしつつ「スパーリングではやられた記憶しかないが、試合は練習と違う。準備するので不安はない」と気後れはなかった。

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