RIZIN 榊原氏が因縁フジテレビの騒動に悲痛「20年足らずで…現場が不憫」放送撤退もPRIDE時代から恩「格闘技界のモチベーションに」
RIZINの榊原信行CEOが31日、都内で取材に応じた。前身のPRIDE時代から地上波放送で携わっていたフジテレビが、元タレントの中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する騒動の渦中にいることについて、「僕らは(経営陣ではなく)一緒にものをつくってきた現場の人と向き合ってきた。フジテレビに勤めているとか、プロデューサーとかは花形で胸を張れた時代があったが、(隆盛期から)20年足らずでこうなってしまって。現場は優秀な人や情熱的な人がいっぱいいる局だったので、かわいそうでしょうがない」と、苦境にある社員らを思いやった。
現在もRIZINの屋台骨を支えている鈴木芳彦アナウンサーや、煽りVTRなどをつくっている映像作家の佐藤大輔氏もフジテレビ出身なだけに、「みんなフジテレビのプロパー(出身)ですよ。彼らはやりたいことのために外に出てチャレンジしているが、この逆風の中でも、フジテレビを愛して、自分の人生を捧げようと思ってやっていた現場の人たちには頑張ってほしい」とエールを送った。
PRIDE時代に放送が打ち切りになり、後に団体が消滅。ただ、2015年大みそかにRIZINとして復活した際もフジテレビが地上波放送をした。22年に再び撤退となった因縁もあるが、榊原氏は「2015年に『榊原さん(PRIDEの)弔い合戦をやりましょう』って(会長の)日枝さんが言ってくれたわけではなくて、PRIDEをやっていた当時の局長だった人が役員になったり、編成部長だった人たちが局長になっていたりで、そういう(現場で一緒だった)人たちがチャンスをくれた」と振り返り、「そこから(放送撤退までの)6~7年、フジテレビで放送してもらえたことが今のRIZINの礎になっているし、日本の格闘技界にまた地上波が戻ってきたっていうのは(選手や業界の)大きなモチベーションになったと思う。それを考えると、(お世話になったフジテレビ社員が)不憫でかわいそうでならない」と、悲痛な様子で語った。
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