総合格闘家の朝倉未来が社長を務める１分間最強を決める格闘技イベント「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ（ブレイキングダウン）」の第１５回大会に向けたオーディションの模様が３０日、公開され、壮絶な乱闘による頭突きで参加者の頭が割れる事態が起こった。

　前々回のＢＤ１３で大阪喧嘩自慢のリキに敗れた最強喧嘩師こと村田将一が、不在だった前回ＢＤ１４で鮮烈なＢＤデビューを飾った三河幕府のヒロ三河の息子、三河拳士との対戦を要求。「フライ級やりたくて。自分が目立ってベルト作ってもらいたいと思ってので、勢いのある三河拳士とやりたいと思ってんですけど」と運営に訴えた。三河は「たぶん同じ負け方しますよ。俺とやるのビビってたじゃないですか」と言い放ち、村田も「気合入るよ。三河幕府だろ」と応じて、額をこすり合わせての視殺戦に発展。三河は「俺が一番やべぇってこと思い知らせてやるよ。ガキ」とかなり年上の村田を挑発すると、そのまま大乱闘に。直後、２人が額を合わせた後、三河が村田の顔を抱えて、シーンが切り替わり、「ゴッ！」という衝撃的な鈍い音が響き渡った後、三河の額にボカシが…。村田は「頭割れちゃってるぞ」と指摘。三河は「だからなんだよ。全然効かねえよ」と言い放った。朝倉未来は２人の対戦を決めた。

　両者額に絆創膏を貼った状態でのＶＴＲでは、三河が「知名度もあるし、美味しい相手。鴨がネギ背負ってきた」と話せば、村田は「あいつ血だらけになってたよ。大丈夫、僕ちゃん」とこき下ろした。