井上尚弥「25年はもっと特別な年に」ラスベガス再上陸へ弾み 7年連続8回目MVP&年間最高試合賞
プロボクシングの2024年の年間表彰選手が26日に発表され、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が最優秀選手賞(MVP)に選出された。7年連続8回目の受賞で、自身が持つ歴代最多記録を更新。昨年5月に東京ドームで行われた元世界2階級王者ルイス・ネリ(メキシコ)戦が年間最高試合賞(世界戦)に選ばれた。また、WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27)=M・T=は技能賞とKO賞の2冠に輝き、WBOアジアパシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26)=帝拳=は努力・敢闘賞を初受賞した。
モンスターは今回も主役の座を渡さなかった。23年に史上2人目となる2階級での4団体統一王者となりMVPに輝いた尚弥だが、昨年は5月に東京ドームで行われたネリとの防衛戦がハイライトとなった。
初回にプロ初のダウンを奪われるまさかの展開となったものの、猛攻を重ねて逆転し、6回TKO勝ち。9月には元世界王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)の挑戦を7回TKOで退けるなど、年間としては2試合ながら強烈なインパクトを残した。
尚弥は受賞に際してコメントを発表。「2024年の最優秀選手賞に選出していただき、ありがとうございます。超満員の東京ドームで行われたネリ戦は自分の全キャリアを含め特別な試合になった。そんな試合を高く評価していただき、本当にうれしく思う」と感慨を込めつつ「今回で(MVPは)7年連続8度目だが、何度でも選出していただけるよう、より一層精進したい」と決意を込めた。
今年も1月24日の金芸俊(韓国)戦で4回KO勝ちし、幸先よくスタートダッシュを切った。さらに、5月ごろに米ラスベガス再上陸を予定しており、以降も日本、サウジアラビアを念頭に年間4試合も見据えている。世界を股にかけるモンスターのビッグマッチイヤーとなるだけに「2025年はもっと特別な年にしていきたい」と、さらなるまい進を誓った。


