井上尚弥5・4ラスベガス4年ぶり再上陸、ファイトマネーは「過去最高」大橋秀行会長も脱帽「どんどん上がる」大トリでメイン「昔じゃ考えられない」

 会見に出席した(左から)大橋秀行会長、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥、井上真吾トレーナー(撮影・佐々木彰尚)
 プライムビデオ・ジャパンの石橋陽輔コンテンツ事業本部長(左)から花束を贈られた世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(撮影・佐々木彰尚)
 大橋秀行会長(左)と笑顔を見せる世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(中央)=撮影・佐々木彰尚
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 ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31)=大橋=が5日、横浜市内で会見した。次戦として、5月4日(日本時間5日)に米ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBA同級1位のラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を行うことが正式に決まり、「4年ぶりのラスベガスで非常にワクワクしている。(メキシコの祝日である)シンコ・デ・マヨという特別な日に試合ができることにも期待しているし、日本でやっているパフォーマンスを力まずにやっていきたい。KOでも判定でも魅せる試合をしたい」と意気込みを語った。

 4年ぶり3度目のラスベガスで、さらに今回は約2万人収容の会場でメインイベンターを務める。所属ジムの大橋秀行会長(60)は、ファイトマネーについて具体的には明かさなかったものの「今度も過去最高(の金額)を手にすると思う。(評価が上がれば)もっとそこから上がって、どんどん上にいくと思う」と示唆。「パウンド・フォー・パウンドで1位を取ったり、メキシコの大事な日(シンコ・デ・マヨ)に最後のトリでなんていうのは、昔のボクシング界じゃ考えられなかった。(尚弥は)想像もつかないところにいるなと今日、記者会見の席で実感した。自分の弟子というか、(ジム所属の)選手でありながら頼もしいですね」と最敬礼した。

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