大毅、前哨戦の次は河野と日本人対決や

 ボクシングの亀田ジムは8日、亀田3兄弟の次男でWBA世界スーパーフライ級2位・WBC同級4位の大毅(24)、三男でWBC世界バンタム級4位・WBA同級5位の和毅(21)=ともに亀田=が、3月9日に横浜文化体育館でダブル世界前哨戦を行うと発表した。

 大毅は元北米フライ級王者ファウスティーノ・クプル(メキシコ)と54キロ契約10回戦で対戦。すでにWBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(ワタナベ)に挑戦を表明しており、この試合を「ノンタイトル戦はラスト」と位置づけた。「いい内容で勝てればいい。(世界戦は)これが終わったら、やるやろ」と快勝で河野戦につなげるつもりだ。

 河野陣営も大毅戦を希望。だが、初防衛戦は4月ごろにペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)と行うことが濃厚。実現には河野の防衛成功が前提となるが、大毅は「ペッチバンボーンとやっても、おもろないやろ」と日本人対決を熱望した。昨年は世界戦と無縁だった“浪速の弁慶”が、今年こそ2階級制覇を実現させる。

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