興毅“Q極の心臓”驚異の「脈拍38」

 「WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(7日、ボディメーカーコロシアム)

 予備検診が4日に行われ、都内で受診した王者・亀田興毅(26)=亀田、大阪市内で受診した挑戦者パノムルンレック・カイヤンハーダオジム(29)=タイ=はともに異常はなかった。6度目の防衛戦となる興毅は「38」という驚異的な脈拍を記録。2月中旬の大阪キャンプの成果を見せつけた。一方のパノムルンレックは身長、リーチなど、体格面で興毅を下回ったが「対策は十分」と、自信を示した。

 金メダル級の心肺能力だ。興毅が「いつもと一緒ちゃうか」と話したように、検診結果は体格面では目立った変化はなかったが、脈拍は42から38に低下。自身の世界戦予備検診での最少は40で、自己記録を更新した。

 脈拍が少ないのは、心臓が1回の拍動で送り出す血液の量が多いことを意味する。一般的な成人男子の脈拍は65から75、50以下だと“スポーツ心臓”と言われる。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんは脈拍が30台だったと言われ、興毅の数字は“Qちゃん級”に匹敵するものだ。

 興毅は「(脈拍が少なく)死にかけてるんちゃうか」と冗談を言いつつ、練習の成果であることを明かした。2月中旬から大阪で1週間、走り込みキャンプを敢行。400メートルダッシュに筋力トレーニングを交えた3分1セットのメニューで心拍数を200以上に上げ、インターバルなしで12セットを行うというハードなものだったが、「死ぬかと思ったけど、終わったときは、なんぼ動いてもスタミナは切れへんという自信がついた」と、手応え十分だった。

 相手のパノムルンレックの印象については「そんなにスピードはない」と話し、「こっちがマックスのスピードで行けば付いてこられへんと思う」とのプランを立てる。3年ぶりのサウスポー対策に合計約100ラウンドのスパーリングを消化し「最後はいい形でできた」と、仕上がりに満足。「力の差を見せつけて、圧勝せなあかん」と宣言した。無尽蔵のスタミナとスピードで挑戦者をほんろうする。

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