興毅予告!V6戦は“ガガ4”KOや

 「デイリー後援・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(7日、ボディメーカーコロシアム)

 6度目の防衛を目指す王者の亀田興毅(亀田)が6日、大阪市阿倍野区のキューズモールで一般公開して行われた前日計量に臨み、リミットの53・5キロで一発クリアした。挑戦者のパノムルンレック・カイヤンハーダオジム(タイ)は53・0キロでパスした。直近2試合が判定までもつれ込んだ興毅は、ラウンドガールと一緒にKO予想会を開催。2011年12月のマシアス戦以来となる地元・大阪でのKO勝利へ奮い立った。

 イタリアの時計ブランド「ガガミラノ」の製品をかたどったボードを携えた美女モデル4人が、横一列に並んだ。頭上のボードを裏返すと、現れたのは「3R」「5R」「8R」「10R」の文字。「その4つのどれかのラウンドで倒したらすごいやろ。ロト4じゃなくてガガ4や!!」と興毅。挑戦者を直接挑発することはなかったが、お得意のパフォーマンスは健在だった。

 昨年4月のマネカネ戦、同12月のルイス戦は判定にもつれ込んだ。「最近、KOしてないからな」。KO予告は、自らを奮い立たせる意味もあった。「もしアカンかったら“ほら吹き興毅”でええ。次の計量のときにホラ貝吹くわ!!」。予告を外したときの罰ゲームまで決めて、あくまでKOに執着した。

 唯一の黒星を喫した10年3月のポンサクレック戦以来となるサウスポーとの試合を「全部のパンチが有効。ジャブも入る」と情勢分析。打撃戦になればKOの確率も高くなる。“ガガ4”が的中するような展開になれば、サウスポーへの苦手意識も払しょくできる。

 「世界クラスになってくると、なかなか倒れんけど、それじゃアカン。予告で倒せるようになっていかんと。もう1個上のレベルに行けるように調子乗らせてもらった」。仕上がり具合は万全。“ガガ4”にはずれクジがないことを証明する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

主要ニュース

ランキング(亀田兄弟記事バックナンバー)

写真

話題の写真ランキング

リアルタイムランキング

注目トピックス