興毅7・23V7防衛戦「進退をかける」
「WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(7月23日、東京ビッグサイト)
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(26)=亀田=は17日、都内の所属ジムで会見を行い、7月23日に東京ビッグサイトで、同級3位ジョン・マーク・アポリナリオ(フィリピン)と7度目の防衛戦を行うことと、亀田ジムがプロモートするWBA世界女子世界ミニマム級1位アナベル・オルティス(メキシコ)が同級王者・多田悦子(フュチュール)に挑戦することを発表した。
興毅は前回の防衛戦はKO宣言したものの、苦戦の末に小差の判定勝ちという納得いかない内容。「あんな試合してもうたから、倒して勝ちたいと言いたいですけど、大きなことは言わんときます」と、控えめに意気込みながらも、「今回は進退をかける気持ちでいきたい。ええ試合せな次はない」と、背水の陣で臨むことを宣言した。
相手は17勝(4KO)2敗3分けの右ボクサーファイター。上位との対戦を選んだことを「亀田家というだけで、何か言われる。(相手の)ランクが下とか言われるのはうっとうしい」と説明した。文句なしのV7でプライドを取り戻す。